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[エルサレム 29日 ロイター] 28日に投開票されたイスラエル議会総選挙(1院政・120議席)の暫定結果によると、シャロン首相が率いる右派与党リクード(改選前議席19)が37議席を獲得して大勝、第一党に躍進した。一方、野党で中道左派労働党は獲得議席数が19にとどまり、改選前の25から大幅に議席を減らした。
リクードはパレスチナ強硬策で支持を集めた。中東和平に意欲的な左派各党は支持が伸びず、なかでも労働党は、和平交渉でアラファト・パレスチナ自治政府議長を信頼したとして有権者の反発を買った。
シャロン首相は29日朝に勝利演説を行い、テロや湾岸での戦争勃発の事態に備えるため、連立政権への参加を他の政党に呼び掛けた。
パレスチナ自治政府のラボ文化情報相は、イスラエル総選挙の結果について、「和平実現に向け大きな打撃だ。イスラエル国民は歴史的な過ちを犯した。後に悔やむことになるだろう」との見方を示した。
シャロン首相の選挙対策を担当した側近は、ロイター通信に対し、同首相は、向こう3週間以内に右派や宗教政党、中道による連立政権を組む見通しで、総議席数は最大で68議席になる、と述べた。そのあと、労働党の連立参加を説得し、政権の基盤強化を図る、という。
規定によると、シャロン首相は28日以内に政権を樹立する必要がある。連立工作が難航すればさらに最大14日の猶予が与えられる。
★ 前回シャロン氏を選択したときからそうだが、シオニスト(イスラエル国民)は、自滅か、パレスチナさらにはアラブの諸共同体壊滅かの“瀬戸際路線”の強化を選択した。