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(回答先: ●2月にもイラク「違反」証拠を公開 米政権 [毎日新聞] 投稿者 三満夛 日時 2003 年 1 月 29 日 00:04:39)
【ワシントン27日豊田洋一】パウエル米国務長官は二十七日、イラクの大量破壊兵器開発疑惑に関する国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)の査察報告を受けて国務省で記者会見し、「イラクは(国連安全保障理事会決議の)『重大な違反』の状態が続いている。イラクが平和的な武装解除を選択するための時間は、すぐに終わりが来るだろう」と述べ、国連決議違反を理由に、ブッシュ政権が対イラク攻撃を決断する時期が近づいていると警告した。
米政府は、短期間の査察継続には応じる意向。ブッシュ大統領は三十一日にブレア英首相、来週にはベルルスコーニ・イタリア首相との会談を予定しており、米政府は一連の首脳会談や安保理での協議を通じて、査察の継続期間や、対イラク攻撃の開始時期などについて調整を進める方針だ。
パウエル長官は会見で、「炭疽(たんそ)菌やVXガスはどこにあるのか」などと述べ、イラクが依然、大量破壊兵器を隠ぺいしていると指摘。さらに、イラク政府が、査察団によるイラク人科学者に対する聴取を拒否しているとして、これらが「無制限、無条件」の査察を求めた安保理決議違反だと強調した。
さらに、国内外で査察の延長を求める意見が噴出していることに対し、長官は「問題は、(イラクの非協力という)暗がりの中での査察にどれだけの時間が必要かではなく、イラクが(査察への協力という)明かりをつけ、白状するためにどれだけの時間が必要かということだ」と述べ、長期間の延長には応じない米政府の立場を鮮明にした。