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(回答先: 北朝鮮核開発:北朝鮮局長、米国は証拠示さずと主張 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 24 日 15:40:06)
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日(キムジョンイル)総書記が、20日に平壌を訪問したロシュコフ露外務次官に対し、北朝鮮の核開発問題について「米国の本音は北朝鮮の体制崩壊だ」と米国への疑念を示す一方、「重油供給が止まり、経済状況も厳しい」と窮状を訴えていたことが、23日分かった。日朝関係筋が明らかにした。厳しい経済環境下で米朝協議による事態打開を望んでいることを示す発言として注目される。
ロシュコフ氏はプーチン大統領特使として訪朝した。金総書記は、米国が不可侵条約の締結を拒否していることについて「米国は『条約は議会で通らない』と言っているが、本音は体制崩壊で、根本的に相いれない」と米国への不信感をあらわにした。一方で、総書記は「北朝鮮の体制を保証できるのは米国しかいない。この問題は米朝協議でのみ解決できる」と強調。さらに「北朝鮮の経済状況は悪化している。特に重油が不足している」と、米側に重油供給再開を求めた。
日朝関係筋は「総書記が率直に経済の窮状を訴えたのは、米朝対話への意欲の表れ」と分析。日本政府内には「ロシアが米国に対して重油供給再開による事態打開を米国に求める可能性がある」との見方も出ている。
[毎日新聞1月24日] ( 2003-01-24-03:01 )