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(回答先: 対イラク攻撃決議案、仏が拒否権発動示唆 [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 21 日 14:50:05)
[国連 20日 ロイター] ドイツは、イラクに対する武力行使を実施すれば、世界の対テロ戦争に悪影響が及び、中東の安定も脅かすことになるため、これを拒否するとの立場を示した。
フィッシャー独外相が、国連安保理事国の外相会談で明らかにした。
外相は、「地域の長期的な安定にとっての悲惨な結果に加えて、テロリズムとの戦いにも悪影響が及びかねないと懸念している。これが武力行使を拒否する基本的な理由だ」としたうえで、「われわれは、(イラク指導者の)残酷な性質には何の幻想も抱いていない。したがって、われわれは皆、イラク政府が国連決議を完全かつ例外なく実行するよう要求している。(しかし)イラクの体制に対する武力行使が、世界の対テロ戦争にとって多大かつ予測不可能なリスクを伴うことを深く懸念している」と語った。