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(回答先: 査察委員長らイラク側と10項目合意 科学者の聴取など [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 21 日 14:09:16)
【ニューヨーク上村幸治】パウエル米国務長官は20日、国連本部で会見し、イラク政府と国連査察団が査察方法の改善に向けた10項目の共同声明を発表したことについて「これまでと、ほとんど同じだ。イラクは圧力に応じただけだ」と否定的な評価を示した。国連査察団は、27日にイラクでの大量破壊兵器の査察結果を安保理に報告するが、米国がそのまま受け入れる可能性はかなり低くなったといえそうだ。
パウエル長官は、会見前に国連安保理外相級会合で「イラクが査察に完全に協力しない場合、われわれは責任を果たすことにおいて、ひるむべきではない」と演説し、間接的な表現でイラクへの武力行使への協力を促した。
パウエル長官は、会見で中国の唐家セン外相が同日「査察結果の27日の報告は、査察の始まりに過ぎない」と述べたことに対して「始まりではない」と明確に否定した。
さらに「イラクは何年も前から、どれだけの化学兵器と弾頭を自分たちが持っているかを知りながら、今まで出してこなかった」と指摘し「時間は尽きようとしている」「イラクはまだことの深刻さを理解していない」などと述べた。
[毎日新聞1月21日] ( 2003-01-21-10:42 )