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(回答先: 「北を攻撃せず」提案軸に平和的解決で一致…日米会談 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 20 日 15:09:05)
東京 1月20日 (ブルームバーグ):小泉純一郎首相は20日午前、北朝鮮への不可侵の文書化などに触れたアーミテージ米国務副長官の発言について、「今まで通り平和的解決を追求しているわけだから、(日本も)韓国、米国と緊密な連携のもとにやっていく」と強調、「もちろんロシア、中国、IAEA(国際原子力機関)(を含めた)国際社会のなかで北朝鮮に平和的解決を働き掛けて、解決を図ることに変わりはない」と述べた。
福田康夫官房長官も同日午前の定例記者会見で、アーミテージ発言について「基本的には平和的な解決を望むということだと思う」と指摘し、「日米韓が緊密に協議して努力を継続しようと言われたんだと思う」と述べた。
共同通信によると、アーミテージ副長官は17日、日本の報道機関との会見で、北朝鮮が核や化学兵器の開発を放棄すれば、米政府が不可侵の文書化や経済支援を検討していることを明らかにした。
福田長官は「ブッシュ大統領もパウエル国務長官も(同趣旨のことを)何度か言われた。アーミテージ国務副長官が(それを)確認した」と語った。そのうえで、「日本としても異存のないところ」と強調した。
一方、イラク問題について福田長官は、査察報告期限が27日となっていることに関しては、「イラクがどのような態度を取るかにかかている」と強調、「イラクが和平に向けて決断してくれるよう働き掛ける」と語った。さらに米国は時間の制限を設けることでプレッシャーを高めるのだろうとの見方を示す一方で、「米国も平和的解決を望んでいると思う」と指摘した。
東京 浅井秀樹 Hideki Asai