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来日中のジェームズ・ケリー米国務次官補は19日、都内で川口外相、福田官房長官と個別に会談し、北朝鮮の核開発問題について協議した。ケリー氏は、「北朝鮮が核開発を放棄すれば、米国が北朝鮮を侵攻する意思のないことの文書化も検討する」とした17日のアーミテージ国務副長官の提案内容を説明し、外相は評価した。また、日米両国が今後、この提案を踏まえた平和的解決に向けて、韓国、中国、ロシアとも協力する方針で一致した。
ケリー氏は外相との会談で、「北朝鮮がいかに国際社会の責務を果たすかについて、米国は対話の用意がある立場に変わりがない」と強調。アーミテージ氏の提案については「これまでの米指導者の発言の集大成だ」と述べ、北朝鮮が核放棄に向けて前向きに対応することへ期待を示した。
川口外相は「平和的解決に向けた米国の努力を評価する。平和的解決のために何が役立つかという視点からも、日米韓の連携が極めて重要だ」と指摘した。
また、ケリー氏は福田長官との会談で、「あくまで平和的解決を考えている。国際原子力機関(IAEA)が国連安保理に付託すべきかどうかを含めて検討中だ」と述べ、北朝鮮問題が国連安全保障理事会が付託される可能性に言及した。
福田長官は「問題を急いで解決すべきか、時間をかけて解決すべきか、いろんな考え方がある」と述べ、北朝鮮側の反応などを踏まえた柔軟な対応が必要だとの考えを強調した。
(1月19日20:05)