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(回答先: サウジがイラク攻撃回避に積極姿勢、英閣僚も慎重論示す [ロイター] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 13 日 13:38:42)
【カイロ13日鈴木眞吉】
サウジアラビアのアブドラ皇太子は今年三月、バーレーンで開催予定のアラブ首脳会議(アラブ・サミット)で、アラブ域外からの正当性のない武力行使反対や、アラブ諸国内戦争禁止をうたったアラブ憲章を、アラブ諸国内で制定することを提案する。
ロンドン発行の汎アラブ紙「アッシャルクアルアウサト」が十三日、報じた。
同提案は、国連安保理決議を経ない米英国の武力行使を牽制するとともに、アラブ諸国内での戦争を原則禁止することによりアラブ諸国の団結を図ろうとするもので、国際社会に対しても大きな一石を投じることになりそうだ。
なお、国連が対イラク戦を決議した場合でも、アラブ諸国に、戦争回避に向けてイラク側と協議する機会を与えるよう求めており、イラクに対し最後の説得をする意向を示唆している。
アブドラ皇太子は昨年のアラブ・サミットでも、イスラエルが一九六七年の第三次中東戦争時以前の国境線まで撤退することを条件に、アラブ諸国がイスラエルと関係を正常化するとの案を提出、その後のイスラエル・アラブ諸国間問題解決の大枠を指し示してきた。