現在地 HOME > 掲示板 > 戦争21 > 301.html ★阿修羅♪ |
|
[バグダッド/ロンドン 12日 ロイター] サウジアラビアは、イラク攻撃の回避策に乗り出す姿勢を示した。
サウジアラビアのアブドラ皇太子は国営テレビの取材で、同国がイラク問題の解決に向けたイニシアチブをアラブ諸国に提案したことを明らかにするとともに、戦争は起こらないとの見解を示した。
皇太子は、戦争に至る理由は充分にあると指摘したうえで、「個人的には、戦争は起こらないと信じている」と明言。
「サウジアラビアはアラブ諸国に提案事項を示し、これを首脳会談のたたき台として受け入れるよう要請した。提案が受け入れられ、多くの問題を解決に導くものと確信している」と述べた。
一方、英国のショート国際開発相は、英国は米国主導のイラク攻撃に参加するべきではないとの考えを示し、英政府が米政府を制止するべきだとコメントした。
米国がペルシャ湾岸に展開する兵力を15万人以上に増強する一方、欧州や中東ではイラク攻撃への慎重論が高まっており、軍事攻撃以外の解決策を求める意見が広がっている。