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(回答先: 小泉首相:プリコフスキー氏と会談 金総書記評を明かす [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 13 日 01:54:27)
【モスクワ町田幸彦】プリコフスキー極東管区大統領全権代表(56)はプーチン大統領にとって〃北朝鮮担当前線総司令官〃の役割を担う懐刀だ。金正日総書記の02年8月のハバロフスクなど極東訪問、01年夏のモスクワ訪問にずっと付き添い、同行記を出版。金総書記の個人的信頼を得ていると言われる。
01年夏には7月26日から24日間、特別列車でモスクワを訪問した金総書記の全行程に同行し、連日、車中で長時間語り合った。金総書記を、プリコフスキー氏は「北朝鮮のピョートル1世」と呼ぶ。18世紀ロシアの改革を成し遂げた皇帝になぞらえたものだ。金総書記は、ソ連崩壊後のロシアの改革について熱心に質問したという。
ロシア極東の沿海地方ウスリースク市出身で、生粋の軍人。96年、民族紛争の激化したロシア南部チェチェン共和国の連邦軍総司令官を務めた。長男はチェチェン紛争で戦死し、「息子を前線に送った将軍」として人望を集めた。実務家としての評価も高い。
退役後、閑職についていた同氏に極東開発を重視するプーチン大統領が目をつけ、00年、今のポストに抜てきした。
金総書記に対しては、「一国家元首として礼を失することがないように」との姿勢を信条にしている。ロシアの共産党の「政策の非現実性」を厳しく批判しており、共産主義体制に強い疑念を持っているようだ。
[毎日新聞1月13日] ( 2003-01-13-01:42 )