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(回答先: 北朝鮮問題:政府、「平和的解決」に向け外交交渉を活発化 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 11 日 23:00:03)
【北京11日時事】北朝鮮の崔鎮洙駐中国大使は十一日、北京の北朝鮮大使館で記者会見した。この中で大使は、米国が現在の敵対的政策を改めなければ、核兵器開発とミサイル発射実験の凍結解除に踏み切る可能性を示唆し、米側に警告を発した。
北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)を脱退した後の行動について、崔大使は「米国が北朝鮮敵視政策と核による脅迫をやめれば、われわれの核関連活動(核開発)は平和目的に限定される」と述べ、核開発の目的限定が条件付きであることを強調。米側が今のような姿勢を続けた場合、「この問題は複雑化する」と指摘した。
また大使は、ミサイル実験の凍結も「朝米対話の継続が前提だった」が、米側が両国間の合意を崩壊させたと主張、対話が中断した状態が続いた場合、実験再開があり得るとの立場を示した。
ブッシュ政権の姿勢に対しては「米国の言う対話は『話し合いはするが、交渉はしない』というもので、われわれの誠意ある態度へのごう慢な回答だ」と非難。前提条件のない「平等な対話」に応じるよう要求した。
崔大使は三日にも記者会見を開いており、同じ月に二度の会見は異例。北朝鮮はNPT脱退宣言を機に、核・ミサイル問題を利用した“瀬戸際政策”を一層強化して、米側に譲歩を迫る方針とみられる。