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(回答先: 北朝鮮問題:政府、「平和的解決」に向け外交交渉を活発化 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 11 日 23:00:03)
国内事情反映も
【ソウル10日時事】北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言したのは、米国との対話の機会を探りながらも、核開発計画の破棄要求には応じない意思を国際社会に鮮明に示すためとみられる。米国が姿勢をやや軟化させ、外交的解決の構えを見せたのに対し、自らはより強い態度に出ることで優位な立場に立とうとするのは、北朝鮮にとって常とう手段と言える。
また、北朝鮮事情に詳しい関係者の間では以前から、金正日労働党総書記は「権力の源泉である軍への配慮から(米国に妥協、屈服して)手を上げることはできない」(康仁徳元韓国統一相)との見方も出ていた。
今回、あえて対話の門戸を閉ざしかねない行動に走ったのは、朝鮮人民軍など強硬派へのアピールという、国内事情の反映とも解釈できる。
北朝鮮がパウエル米国務長官の発言から、もう少し押せば、米朝不可侵条約のための交渉が始まると思い込んだ可能性がある。
一方、米国では北朝鮮の行動に怒りと不信が改めてわき上がる恐れが強い。米朝関係は、長く複雑な迷路に入りかけている。