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(回答先: 「北」の核、安保理協議へ [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 11 日 16:18:18)
パウエル国務長官は10日、IAEAのエルバラダイ事務局長とワシントンで北朝鮮のNPT脱退宣言について協議した。2人は会談後、北朝鮮の脱退宣言を「最後は国連安全保障理事会に持ち込むことになるだろう」(長官)、「(安保理付託は)数週間の問題だと思う」(事務局長)と語り、北朝鮮が強硬姿勢を崩さなければ、この問題を国連安保理に付託せざるを得ないとの方針で一致したことを明らかにした。
同日、エルバラダイ事務局長を国務省に迎えたパウエル長官は、脱退宣言を「とても残念なことだ」と述べ、「非常に深刻な事態だ」とも指摘した。しかし、「おじけづいたりしない。パニックにも陥らない。友好国や同盟国と協議しながら外交での解決を目指す」と語った。
さらに「北朝鮮が国際社会の中で課せられている義務を順守する」という前提での米朝対話については、「喜んで話を聞く用意がある」「その機会を模索し続ける」との立場を表明した。
同時に、そうした呼びかけに北朝鮮が応じなければ、国連安保理での協議は避けられない、との考えを示した。
エルバラダイ事務局長も「さまざまな外交手段が功を奏さなければ、この問題は安保理に付託される」と語った。「そうする前に事態が打開されることを望む」とも付け加え、北朝鮮の軟化に期待をにじませた。
これに関連し、フライシャー大統領報道官は同日の定例会見で「大統領はこの問題を外交的に解決する道を探ると決めた。良い外交は時として時間がかかる」と指摘。イラク問題が月末にも山場を迎える中で、ブッシュ政権が北朝鮮問題ではあくまで外交努力を尽くす姿勢を改めて強調した。 (10:47)