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(回答先: 北朝鮮国連大使、再処理示唆し米に交渉迫る [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 11 日 16:16:52)
【ワシントン=菱沼隆雄】パウエル米国務長官は10日、国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長とワシントンで会談し、北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言したことについて、今後の北朝鮮の対応次第では、核問題を国連安全保障理事会に付託せざるをえないとの認識で一致した。一方でパウエル長官は、「対話の機会は引き続き開かれている」とも述べ、外交的解決を求め、ぎりぎりまで北朝鮮の出方を見極める姿勢を示した。
パウエル長官は会談後の共同記者会見で、「北朝鮮は国際社会をばかにしている」と脱退宣言を批判したうえで、「いつ、どのようなプロセスで、何について協議してもらうかは決まっていないが、最終的には安保理に持ちこまなければならないだろう」と語った。エルバラダイ事務局長も「北朝鮮に(国際社会と)協力する姿勢が早期に見られなかった場合は、安保理に付託しなければならない」と述べた。
(1月11日12:22)