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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030111AT2M1100D11012003.html
米・IAEA、国外でのイラク科学者尋問を要求へ
【ワシントン=秋田浩之】パウエル米国務長官と国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は10日会談し、イラクへの大量破壊兵器査察を徹底するため、科学者の国外での尋問を認めるようイラク側に要求していく方針を表明した。フセイン政権が国外尋問を認めるかどうかを、同国の協力姿勢を判断する重要な判断基準にする構えだ。
パウエル長官は武器開発の内情を知るイラク科学者への尋問に実効性を持たせるには、科学者とその家族を安全な国外に移動し、イラク当局から脅迫を受けないようにすべきだと主張した。イラク側がこうした措置を講じることは、国連安保理決議で定められた義務との認識も示した。
エルバラダイ事務局長は「パウエル長官には査察は少しずつ進んでいるが、望んでいるほどの速さでは進展していないと伝えた」と説明。査察が難航している理由として「どの場所を査察したらよいかに関して、我々は特定の情報を必要としている」と語った。米側などがイラクを巡る機密情報を十分に提供していないとの不満をにじませた発言だ。 (12:20)
コメント:何度も言うが、本人の意向を無視した国外への連れ出しは、明確な「拉致」であり犯罪行為である。パウエルとエルバラダイ、そしてそれらの背後にいる小ブッシュは、どうやら金正日に習いたいらしい。