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(回答先: 米国務長官:「北朝鮮に敵意ない」 中国外相との電話で [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 09 日 20:12:07)
【ワシントン=秋田浩之】パウエル米国務長官は米紙ワシントン・ポストとのインタビューで、北朝鮮が核開発計画放棄の見返りに求めている不可侵条約の締結について「彼ら(北朝鮮)が簡単な声明以上のものを欲しがっているのは明らかだ」と指摘したうえで、米政府として不可侵について追加的な保障措置を検討する可能性を示唆した。
9日付の同紙(電子版)によると、長官は「われわれに侵略の意図のないことはすでに示してある」と外交による解決を重ねて表明した。ブッシュ大統領も声明などで「外交努力での解決を目指す」と繰り返している。一方、北朝鮮は口頭の約束ではなく、正式な不可侵条約の締結を求めていた。
長官は条約で保障するかどうかについては「そこを解決するのが外交だ」と語り、条約以外を模索する考えをにじませた。
米政府は7日、日米韓の政策調整会合(局長級)後に発表した共同声明で「北朝鮮が国際社会への復帰を果たす方法について話し合う用意がある」と表明し、「核開発放棄が対話開始の条件」としていた従来の強硬姿勢を修正した。 (20:36)