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(回答先: 対話を望むなら、次のステップをとるのは北朝鮮側=米政府 [ロイター] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 09 日 15:02:39)
米国と日本は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核危機を解決するため、韓国が提案した2段階仲裁案を拒否したと外交消息筋が8日、明らかにした。
韓国が提案した仲裁案は、高濃縮ウランを利用した核兵器開発計画疑惑に先立って、プルトニウムを利用した核兵器開発疑惑を取り上げようとする内容で、対北政策調整監督グループ(TCOG)会議で提案されたと消息筋は伝えた。
消息筋は、韓国代表団が高濃縮ウランを利用した核兵器製造には時間がかかる上、実現可能性も未知数であるため、プルトニウムを利用した核兵器開発の放棄を条件に北朝鮮に対する重油供給再開と北朝鮮体制に対する書面保障を提案したと説明した。
しかし、米国は核兵器開発に利用される物質が何であれ、核の脅威に変わりはなく、重油支援の再開と北朝鮮態勢に対する書面保障は、核をもてあそぶいわゆる北朝鮮の「瀬戸際政策」に屈する格好になるため、韓国の仲裁案を受け入れられないという立場を表明したと消息筋は伝えた。