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(回答先: ダボス会議:北朝鮮高官の出席を要請へ 国連が米朝接触を仲介 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 06 日 14:33:26)
米民主党の有力議員は5日、ブッシュ大統領の対北朝鮮政策について、直接対話再開を求めるなど、次々と不満を表明した。米上下両院は昨年11月の中間選挙の結果を受けた新たな顔触れによる議会が7日開会するが、北朝鮮政策をめぐっては大統領与党の共和党と野党民主党の間で激しい論戦が展開されそうだ。
民主党のレビン上院議員は5日、FOXテレビの政治討論番組で、北朝鮮との交渉再開に否定的なブッシュ政権に対し「見込み違いを防ぐため、(ブッシュ政権は北朝鮮側と)直接顔を合わせるべきだ。それは妥協や降伏を意味するものではない」と述べ、米朝交渉の再開を求める韓国政府の意をくんで、北朝鮮との直接対話を再開するべきだと指摘した。
また次期大統領選への出馬を表明しているエドワーズ上院議員はABCテレビの政治討論番組で、ブッシュ政権の対北朝鮮政策は、米韓関係を悪化させ失敗したと指摘。「米国が(朝鮮半島情勢に)注意を払っているという姿勢を示すため」、パウエル国務長官を特使として派遣するべきだと語った。ブッシュ政権の対北朝鮮強硬策で悪化した米韓関係についてはレビン議員も「韓国は米国の家来ではない。対等な同盟国だ」と批判した。
これに対し、共和党側は「クリントン政権は(北朝鮮の核開発凍結を定めた1994年の米朝枠組み合意成立と引き換えに)北朝鮮に身代金を支払った」(ニクルズ上院議員)、「今回北朝鮮が何かを得るようなことを許せば、他国も『北朝鮮と同じことをやってみよう』ということになる」(マケイン上院議員)などと、ブッシュ政権の対北朝鮮強硬策は正しいと反論した。(共同)