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(回答先: 戦争求める米国民の心理 英国・王立防衛研究所 投稿者 倉田佳典 日時 2003 年 1 月 03 日 20:24:22)
ハドソン研究所の主席研究員、日高義樹氏が近著『世界大変動が始まった』(徳間書店)の中で、同じように、「9.11」後のアメリカ国民の強迫観念的な集団社会心理について、随所で触れている。
「テロとの戦い」というが、テロ組織アルカイダとイラクの関係よりも、金融資金面でもアルカイダとはサウジアラビアの方が関係が深い。
イラク攻撃は、原油覇権獲得とアメリカの中東改造計画のためのものだ。昨年1月29日の一般教書演説で使われた「悪の枢軸」という言葉は、スピーチライターとブッシュ大統領の間で草稿の返送10回以上の末、使うことが決まった(02.12.30 毎日)。この言葉にはアメリカ国民に向けて、反民主主義体制という「悪」とキリスト教的な「善悪の対決」の「悪」がインプットされている。イラク攻撃のための情報操作はこの日から始まった。
戦争に突入すると、大抵の国が意図的に情報操作をするといわれるが、アメリカ国民の強迫観念的な集団社会心理は、政府とマスメディアの情報操作によって形成されている。