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(回答先: 北朝鮮核問題:パウエル米長官、封じ込め方針を明確に [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 31 日 00:04:20)
米国が新たにまとめたと報じられた北朝鮮に対する「封じ込め」政策に関し、韓国の金大中(キム・デジュン)大統領と盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領は30日、それぞれ対話に基づく平和的な問題解決の必要性を呼びかけ、間接的ながら反対の意向を明らかにした。韓国政府内では、米政策が南北関係へ悪影響を与えることは避けられないとの懸念が強まっている。
金大統領は30日の閣議で「私たちは北と戦争できないし、激しく対立することもできない。平和的な対話ですべてを解決しなければならない」と強調。「忍耐心で努力し、韓国主導で問題解決にあたる。残り任期2カ月の中心(課題)は北の核問題だ」と訴えた。
金大統領は封じ込め政策に反対するとの明言は避けたが、従来から軍事力行使のみならず、経済制裁も朝鮮半島の緊張を高めることになるとして反対している。
金大統領の包容(太陽)政策の継承を主張している盧氏も、陸海空の参謀総長から報告を受けた後、「米国が局地的にでも北に武力攻撃を加えれば、全面戦争が憂慮される。北に対し、対話や支援の中断といった強硬策を取れば、私たちはこんなシナリオも考えなければならなくなる」と述べた。
韓国メディアによると、盧氏周辺は「北と対話し、支援も続けると公約して大統領に当選した。封じ込め政策などには同調できない」と反発を強めているという。
封じ込め政策について韓国政府は正式な態度表明をしていない。だが、順調に進んでいた南北間の対話・交流にも北朝鮮側が消極的な姿勢を見せ始めた。年内に予定されていた京義線鉄道に並行する仮設道路開通や北朝鮮・開城の工業団地建設着工は越年が確実となった。
(20:03)