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(回答先: 北朝鮮核問題:パウエル米長官、封じ込め方針を明確に [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 31 日 00:04:20)
日本政府は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が核拡散防止条約(NPT)からの正式脱退を示唆、国際原子力機関(IAEA)の査察官が31日に北朝鮮から出国するなど緊迫が高まる一方の事態に懸念を深めている。ただ、制裁措置に直ちに踏み切ることには慎重で、1月6日に予定されるIAEAの緊急理事会や、それを受けた国連安全保障理事会の動きなどを見守る構えだ。
外務省幹部は30日、パウエル米国務長官が指摘した公海上での臨検強化などについて「外交ルートでは聞いていない」と強調。同時に「関係各国とは連絡を取り合っている。日米韓3国で一致した対応をするのは当然だ」と述べ、1月早々にも3国の政策調整会合(外務省局長級)を開き、連携を確認する考えを示した。
ただ米国とは微妙に立場を異にしており、外務省幹部は「北朝鮮の退路を断つのはリスクがある。対話を進める努力しなければいけない」と北朝鮮に対話を求めていく姿勢を強調した。