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(回答先: 米国務長官「先制攻撃の計画ない」 北朝鮮の核問題 [朝新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 30 日 00:38:18)
イギリス・インデペンデント新聞の記事が、アメリカ軍のイラク侵攻は、これから6ないし8週間後に発動されると、報道しているらしいね。春の訪れと共に、メソポタミア平原の砂嵐が収まる頃に当るらしいがね。しかし、それは、メソポタミアに熱風が吹きはじめる頃でもあるのだね。ダブヤらの計画は、一旦頓挫したから、こう言う良くない時期に当る事になるのでね。
そろそろ、アメリカ軍の兵力は、20ないし25万人位に達すると言う事らしいね。それは、かねてからの計画に従っただけの員数だろうがね。実際の総動員数が、それを上回るとしても、1990年のそう動員数を上回る事は、無いみたいでね。アメリカは、「Jダム」と言った「新型爆弾」を大量に準備していると言うから、兵員数も、少なめで良いと宣伝しているらしいがね。しかし、イラクにも、「新型レーダー」があるのだったね。「新型爆弾」も、その運搬手段である爆撃機エトセトラが、イラク側の防空態勢を突破でき無ければ、意味が無いしね。
アメリカ軍のイラク侵攻計画は、実際に、イラク本土での市街戦を予定していると言うね。しかし、市街戦と言うのなら、兵員数は、湾岸戦争以上の規模でなければなら無い筈でね。それに比べれば、アメリカ軍は、十分な規模の兵力を投入し得てい無いと言うべきだね。これに、小規模かつ旧装備のイギリス軍が加勢しても、或いは、日本の防衛庁が「軍事支援」しても、イラク侵攻は、その初期に頓挫する事が明白な筈でね。
アフガニスタンに「進駐」したアメリカとその衛星諸国の軍隊は、アフガニスタンのタリバン勢力が、「予想外」に頑強であった為、国元での反政府運動と反戦運動にさらされる事となったね。もともと、タリバン勢力が、民衆の深い支持基盤を持つ事を、知ら無いで侵攻したのが、間違いだったのだがね。アフガン侵攻は、早期に「成功」していれば、アメリカとその衛星諸国でも、ダブヤや小泉やらの支持率が跳ね上がり、経済も大好況を享受していた筈だね。しかし、そうはなら無い物なのでね。
そして、アフガニスタンばかりか、イラクで、再び侵攻計画が頓挫したら、どうなるか。そうなれば、アメリカとその衛星諸国の足元は、「悪の連合国」の世界戦争戦略に反対する民衆の、更に激烈な反政府運動にさらされかねないね。しかし、「悪の連合国」には、それ以外の「オプション」も、残されてい無い。
イラク侵攻は、ダブヤばかりか、2002年のノーベル平和賞受賞者である、ジミー・カーターの末路をも決定する事になるね。それは、1979年から、決まっていた運命だね。カーターとその補佐官であるポーランド系アメリカ人、「ズビグネフ」・ブレジンスキーが、ソビエト軍のアフガニスタン侵攻より半年も前、アフガニスタン内で反ソ・イスラム・ムジャヒディン・ゲリラ計画を発動した時から、決まっていた「運命」だ。これらの人間の誰も、今更、その運命を変える事は、出来ないね。