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(回答先: 核施設封印解除に関する朝鮮中央通信の報道全文 投稿者 とりめし 日時 2002 年 12 月 23 日 14:53:29)
米、北に核施設再稼動の中断を促す
米国は21日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が寧邊(ヨンビョン)の原子炉に設置された封印の大部分を
撤去し、モニター装置の作動を妨害したという国際原子力機関(IAEA)の声明と関連、北朝鮮に原子炉の再
稼動を撤回するよう促した。
米国務省のルー・フィントルスポークスマンは「われわれは、北朝鮮に5メガワット級原子炉をはじめ、凍結さ
れた核施設を再稼動しないよう促す」とし、「北朝鮮が核施設を再稼動すれば、国際社会の合意に正面から反す
るもの」と述べた。
同スポークスマンは「われわれは北朝鮮に対し、凍結された寧邊の核施設を保護するための準備に関する協議
を求めるIAEAの要請を受け入れることと、北朝鮮が損傷させた封印とカメラをIAEAが再設置または復旧
するよう許容することを促す」とした。
また、北朝鮮の措置と秘密裏の核兵器プログラムの追求は、北朝鮮の貧困など複数の深刻な問題に関して北朝
鮮を支援しようとする国際社会の努力を阻害すると指摘した。
一方、米国務省のジョン・ボルトン次官は20日、日本・読売新聞とのインタビューで「韓国の大統領選挙で与
党の盧茂鉉(ノ・ムヒョン)候補が当選したが、これにより米国の対北政策が影響されることはないはず」と
し、「今後も北朝鮮に最大限の外交的圧力を加え、核兵器開発計画の放棄を求めていく」と述べたと22日同紙が
報じた。
ボルトン次官は具体的に、KEDO(韓半島エネルギー開発機構)が進めてきた軽水炉建設事業の中断される
と展望したほか、北朝鮮による核開発問題を国連安全保障理事会に想定し、より幅広い包囲網を形成、経済制裁
などを断行する可能性を言及したと同紙は伝えている。
またボルトン次官は「すでに米議会で1994年の米朝枠組み合意に対する支持はなく、軽水炉が建設される見通
しはまずない」と付け加えたと報じた。
読売新聞はまた、「米国は当面、新政権の主要ポストに対する人事を見極め、政策を把握した上で、就任式直
後に訪米する盧当選者とジョージ・ブッシュ米大統領との会談を通じ、両国関係の行方を判断するとボルトン次
官は明らかにした」と報じた。
ワシントン=朱庸中(チュ・ヨンジュン)特派員
東京=崔洽(チェ・フプ)記者
朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/12/22/20021222000021.html