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(回答先: イラクの申告書に80以上の独企業・研究所・個人の記載 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 17 日 21:30:46)
ドイツ企業がもっとも多く関与しているという内容になっているのなら米国政権による報告書の“改竄”があった証だと書いたが、それに関するチョムスキー氏の論考(NYT寄稿)があるので紹介させてもらう。
『<前略>
現在ワシントンにいる米国政府の政策立案者たちは、「バグダッドの野獣」サダムが最悪の犯罪を犯したのちも支援を続け、サダムがクエートを侵略したときまで、核兵器と生物兵器を含む大量破壊兵器開発に必要な手段を提供していたのである。これについては、「米国の輸出業者を支援するという義務」からのものであると説明された(中東担当国務次官補ジョン・ケリーが1990年初頭に述べた言葉)。英国も幸せそうに仲間に加わった。ブッシュ1世とチェイニーはまた、1991年3月のサダムによるシーア派虐殺を、「安定」のために必要として公認した。サダムによるクルド人攻撃に対する支援を取り下げたのも、大規模な国際的・国内的圧力がかかったからに過ぎない。
<後略>』
全文及び原文:http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/persons/chomnyt.html