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(回答先: F2戦闘機の資料、流出 [東京新聞] 投稿者 曩莫 日時 2003 年 1 月 22 日 15:15:51)
F2戦闘機の資料が流出 三菱重工、また情報管理に問題
F2支援戦闘機を製造している三菱重工業(東京都)名古屋航空宇宙システム製作所(名古屋市港区)の社員が、同機の改修などに関する内部資料を外部に漏らしていたことが分かった。愛知県警は日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法に触れる疑いがあるとして捜査した。同社では01年11月に関係会社で戦闘機の設計関係データが入ったパソコンが盗まれるなど情報流出が相次いでおり、情報管理体制が改めて問われそうだ。
関係者の話などによると、この社員は自宅で仕事をしようと思い、自分あてにメールで会社の資料を送り込んだ。ところがその後、社員と親しい知人が昨年1月、この資料を入れたフロッピーディスクをもって、三重県警に「変なものが送られてきた」と相談に訪れた。
この知人は社員宅にも出入りする親しい間柄で、この社員のメールを見ることもできたという。
三重県警から連絡を受けた愛知県警が確認すると、三菱重工が主契約者となって製造したF2支援戦闘機の改修などに関する資料だった。
愛知県警は防衛庁に資料内容を確認。「社外秘かも知れないが、防衛秘密には該当しない」との回答だったため、情報漏洩(ろうえい)などの可能性はないとし、捜査を終了したという。
同社広報グループは、「資料は防衛秘密ではない」と強調するが、「防衛関連資料を自宅に持ち帰ることは禁止されている」と話し、この社員や上司を厳重注意などの処分にしたという。同社の関係者は「社内の管理体制としては問題だ。戦闘機関連の資料が外部に出るなどの事態はあってはならない」と話す。
同社では01年11月に関係会社で将来戦闘機の設計に使う模擬装置に関するデータが入ったパソコンが盗まれる事件があって以降、電子データの管理体制の徹底を図り、昨年2月以降は、上司の決裁がない限り添付ファイル付きメールの送信ができないようになったという。「事件はそうした対策の間に起きてしまった」と説明する。
F2支援戦闘機は、米空軍のF16戦闘機をベースに、日米共同開発で誕生した戦闘機。F16よりも旋回性能を高めたり武装増大を図ったりする目的で主翼面積が1.25倍に大きくなっているのが特徴。現在、航空自衛隊の三沢基地(青森県)に約20機が配備され、運用試験中。 (03:33)
http://www.asahi.com/national/update/0122/005.html
投稿者のひとこと: この知人 悪気はあったの? なかったの?