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(回答先: 情報開示と経費を割いたわかってもらう努力も必要 投稿者 理佳子 日時 2003 年 3 月 04 日 00:42:56)
2002年3月27日(水)のテーマ
医者の各付けサービスをアメリカの企業が日本で開始。
医者を正確に格付けする事は可能だと思いますか?
今日はゲストに、民主党・参議院議員でお医者さんでもいらっしゃる
櫻井充さんをお迎えします。
さて、「格付け」というとムーディーズや
スタンダード&プアーズ(S&P)などの、
企業の社債や国債の格付けをする会社を思い浮かべますが、
今日のテーマは「医者の格付け」で、名医の紹介についてです。
世界22カ国の企業・個人に名医を紹介するサービスをしている
アメリカの企業、「ベスト・ドクターズ社」が今年6月にも
日本に上陸し、名医の紹介サービスを行います。
日本では病院の格付け情報を出版するセルフケア・ニュース社と提携し
サービスが行われます。
名医の選考の仕方は
1.アメリカ・ハーバード大メディカルスクール教授陣が
日本医師70人を選定
2.この70人に、「あなたや家族がガンや心臓病なら
誰に診てもらいたい」と質問
3.これにより候補者をリストアップ、3000人
4.同じ専門分野や研究領域を持つ医師にこの3000人を
6段階評価してもらう
5.これまでに上位1400人を「優秀な医師」として選定
そして一般への情報提供料は年5000円で、ガンや心臓病など、
いわゆる重病・難病の名医を紹介して治療を受けることができる
というもので、今後は手術数や治療実績なども参考にして
「優秀な医師」を5000人程度まで増やしていくことを検討しています。
患者の立場として医者を選ぶ基準というのは、現在確かに不足しています。
病院の広告は今年4月からやや緩和されるものの、依然として
多くの制約がかけられています。
また、専門性の高い分野のため、調べたり説明を受けたりしても
分かりにくいのが実情ではないでしょうか。
ただ、医者は技術だけではなく人間性や年齢、体力など
個人的な様々な要素で左右されるものですし、
一般に評価が高い医者と言っても患者自身にあうかどうかと言う
問題もあるのではないでしょうか。
現在の日本には、医者個人の評価機関はありませんが、
病院に関してはあります。
第三者による医療機関の評価は1995年、当時の厚生省や日本医師会、
全日本病院協会などが出資して設立された日本医療機能評価機構という
財団法人があります。
しかし、認定を受けるかどうかも各医療機関の判断に委ねられていて、
現在認定されている医療機関は330施設、全体の3%に過ぎない状況です。
また、審査は設備や病院運営の合理性など540項目にわたって
行われていますが、ほとんどが「自己評価」が基準となっている上、
医療ミスの発生の有無すら審査対象になっていません。
今日のテーマは、
『 医者の格付けサービスをアメリカの企業が日本で開始。
医者を正確に格付けすることは可能だと思いますか? 』です。
皆さんはどうお考えになりますでしょうか?
・専門家である医者同士が選ぶのだから信用できる
・医者は技術だけではないので難しい
などなど、皆さんはどの様にお考えでしょうか?
また、皆さんは医者の格付けを利用したいと思うかどうか、
ご自分の医療体験なども照らし合わせて考えて見て下さい。
勿論、お医者さんや医療現場で働いている人のご意見も
どんどんお寄せ下さい。お待ちしております!
http://www.tbs.co.jp/ac/bt/20020327c.html