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【ワシントン=永田和男】首都ワシントンで22日、人工妊娠中絶の権利をめぐって、反対派、賛成派の双方が、デモや集会を展開した。ブッシュ大統領は反対派の集会にメッセージを寄せ、反対派寄りの姿勢を明確にした。
この日は、米連邦最高裁が73年、妊娠中絶を合憲と認める「ロー対ウェード事件」判決を下して30周年。
ブッシュ大統領は、遊説先のセントルイスから反対派の集会に電話をかけ、スピーカーを通じて、約5万人の参加者に、「あなた方と私はアメリカに生命擁護の文化を築くという公約を共有している」と呼びかけた。また、後期妊娠中絶を禁止する法案が、議会を通過すれば、署名して成立させると明言し、参加者の歓声を浴びた。
この法案は、妊娠3か月以降の中絶を禁止する内容で、共和党が成立を目指している。同様の法案は96、97年にも議会を通過したがクリントン大統領が署名を拒否して成立していない。
ワシントン・ポスト紙実施の世論調査によると、73年の最高裁判決を支持する人は54%だが、10年前と比べて11ポイント低下している。
一方ワシントン市内で21日夜開かれた中絶の権利擁護派の集会には来年の大統領選出馬を表明した民主党6候補が勢ぞろい。中絶について「私は女性たちが自分で下す判断を信じている。大統領はそうでない」(ジョン・ケリー上院議員)など、そろって中絶の権利支持を訴えた。
(1月23日19:21)
投稿者のコメント:あれっ? 委員会はどっち派だっけ?