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(回答先: シティコープ、大幅赤字で無配に、合併控えセパックも――米銀、厳しい収益環境続く。1991/10/17 投稿者 hou 日時 2003 年 3 月 09 日 18:03:16)
【ロンドン一日=影井記者】英国の金融専門誌「バンカー」は七月号で、九〇年の業績をもとに世界の上位一千行番付をまとめた。十二行に一行の割合で赤字が出る銀行逆風の下、邦銀は引き続き市場支配力を高めていると指摘している。自己資本ランキング(ドル換算)では、住友銀行が昨年に続き一位となり、二、三、四位もそれぞれ第一勧業(昨年二位)、富士(三位)、三和(五位)と邦銀が独占した。太陽神戸三井は七位に、三菱は九位に入った。米銀の最高はシティコープだが昨年の十二位から二十一位に後退した。
同誌は国際決済銀行(BIS)による自己資本比率規制が銀行経営を大きく変えたと述べている。資本の拡大よりも資産の圧縮で対応した銀行も多いという。
赤字を計上した銀行の大半は欧米系。一方、邦銀は自己資本比率ランキングで上位十行のうち六行、上位百行のうち二十五行を占めた。