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(回答先: 上場投信で株価操作の疑い 日興ソロモン、監視委調査(共同通信) 投稿者 中央線 日時 2003 年 3 月 07 日 15:54:15)
(第5段落を追加します)
東京 3月7日(ブルームバーグ):証券取引等監視委員会は7日夕、日興コーディアルグループの法人専門会社、日興ソロモン・スミス・バーニー証券が、株価指数連動型上場投資信託(ETF)の設定に絡み、自社利益のため、複数株式の価格を意図的につりあげ、実勢を反映しない作為的な相場形成をしていたと認定、金融庁長官などに対し処分勧告を行ったと発表した。監視委によると、ETF組成に関連する不正取引が処分勧告の対象となったのは初めて。
監視委によると、日興ソロモンは昨年7月18日、TOPIX連動型のETFを組成するために不足していた約1400の銘柄について、終値の引き上げを狙い、大量の買い注文を取引終了間際に発注した。大引けの1分間で、株価が 15%上昇した銘柄もあった。
同社が機関投資家と結んだETFの取引契約では、基準日の終値が平均買い付けコストを上回るほど、同社にとって利益が生じる構造になっていたため、終値を意図的につり上げる行為につながった、と監視委はみている。一連の取引で、同社は約60億円の利益を得たという。
日興コーディアルの株式は7日、取引開始直後から大きく売り込まれ、終値は前日比51円(12.03%)安の373円だった。また、この日の日経平均株価は昨年10月10日に記録した取引時間中のバブル経済崩壊後の最安値8197円22銭を一時割り込んだ。終値は前日比225円03銭(2.7%)安の8144円12銭で、これも約20年ぶりの水準。TOPIXも800ポイントの大台を割り込み、84年8月以来の水準となった。
監視委の処分勧告を受けて、NTTが近く予定している国内普通社債(SB)の起債では、三菱証券が単独で主幹事を務めることが7日夕、決まった。日興ソロモンが共同主幹事の辞退を申し出たため。NTT資金担当者が明らかにした。
東京 中島 三佳子 Mikako Nakajima
日向 貴彦 Takahiko Hyuga
上野 孝司 Takashi Ueno