現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産22 > 815.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: ビル・トッテン氏:No.563 水道民営化を問う 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 03 日 20:31:54)
1週間ほど前に放送された「BBCニュース」は、EU諸国が発展途上国に電力や水道の民営化を強く迫っている実態がわかる証拠の文書を入手したと報じた。
実例として、トリニダードトバゴの電力民営化を取り上げ、1000名が解雇され激しい復職運動が起きている様子を伝えた。
★ 産業の成長限界が見えているなか、保有通貨の投資先として公営事業の買収は格好の標的になっている。
公営事業は、一般的に生存に不可欠な財であるとともに採算性が悪いものが多い。
水道や電気など現在では必需財となったものであれば、料金を上げられても利用せざるをえない。
料金値上げと人件費の切り詰めで収益の拡大を実現しやすい分野であるが、これを許容すれば、その国のほかの産業も危機に瀕することになる。
ただでさえ低所得の可処分所得が、水道や電力に吸い上げられ、他の財に向けられる割合が低下するからである。