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(回答先: 労働分配率は70年代がピーク、80年代は下降期、90年代は再上昇 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 28 日 19:24:28)
先に添付したpdfリンクを見るとわかると思うけど景気拡大期は当然、労働分配率は下がる。それでもバブルのピーク時期で高度成長期をそれほど下回ることはなく70%以上のレベルだった。賃金は労思交渉で決まるものだし外国と比べても特に抑制されてたわけではないと思うよ。逆に最近が異常に高過ぎたんだろう。
>「国内投資を予想以上に食ってしまった問題」の意味は不明です
つまり超金融緩和(過剰融資)があったにもかかわらず、設備投資や賃金上昇に費やされた投資金額はほとんど増加せず(まあ当たり前なんだけど)、
それに比べて、土地や株式取得に費やされる費用が圧倒的になっていたってこと。
賃金増加→消費拡大→投資拡大→賃金拡大のサイクル変動がマネーサプライに対応できなかった(内需拡大できなかった)ことは、異常な問題というよりも、通常の資本主義システムの下では必然の結果だったってことだろうね。
しかし金融のプロがなんでバブルを見抜けなかったのか、やっぱり確信犯だったのかねえ。。>福井、三重野