現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産22 > 673.html ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン=天野真志】28日に退任する米大統領経済諮問委員会(CEA)のグレン・ハバード委員長は27日、日本の報道陣を対象にした最後の記者会見を行い、日本のデフレ長期化について「責任は日本銀行に多くある」と語り、これまでの日銀のデフレ対策への不満を示した。そのうえで「日本では依然、デフレ解消が重要な課題だ」と述べ、日銀に一層の政策努力を要請した。
ただ、デフレ対策としてインフレ目標の設定を求める意見などがあることについては「(日銀が)自分たちで決めるべき問題だ」として、具体的な政策手段までは言及しなかった。中国からの低価格品の流入が日本のデフレにつながっているとの意見に対しては「中国が日本の物価を支配しているという考え方は支持できない」と語った。
また、福井俊彦氏が次期日銀総裁に内定したことには「人事へのコメントは適切ではない」として、論評を避けた。
(2月28日10:45)