現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産22 > 493.html ★阿修羅♪ |
|
武藤財務次官は、徹底した金融緩和が必要であり、長い目でみればデフレに対して有効との考えを示した。
定例会見で述べた。
足下の景気と先行きの動向について、武藤次官は、経済の動きには基調的な動きと外部的な要因があるとした上で、「2003年度の実質経済成長率は多少のプラス見通しを立てているように、基調的な考え方で、それほど悲観的な見方をするのはいかがかなと思う」と述べた。
ただ、「問題はデフレだ。デフレ問題は必ずしも明確に(脱却の)メドを示すわけにいかない、大変厳しい状況にあると思う。それに加え、地政学的要因がどうなっていくかによっては、予断を許さない面があり得る」と述べた。
小泉首相が、次期日銀総裁にはデフレ脱却に積極的な人との条件を掲げるなど、金融政策に対する期待が高まっている点に関して、武藤次官は、「一言で言えば、デフレが貨幣的な要因であることは間違いない。徹底した金融緩和政策が必要だし、これは、長い目で見れば必ず有効だ」と述べた。