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[東京 21日 ロイター] 経済産業省が発表した12月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は前月比‐0.7%で、4カ月連続の低下となった。
12月の第3次産業活動指数で上昇した業種は、サービス業のみ。低下した業種は、卸・小売業、飲食店、運輸・通信業、電気・ガス、金融・保険業、不動産業だった。
12月の全産業活動指数(季節調整済み、総合)は前月比‐0.6%で、4カ月連続低下となった。
また、10─12月の第3次産業活動指数は前期比‐1.0%、全産業活動指数は同‐1.0%だった。2002年の第3次産業活動指数は前年比‐1.0%、全産業活動指数は同‐1.3%だった。
暦年では第3次産業活動指数は4年ぶりの前年比低下、全産業活動指数は2年連続の低下となった。
昨年第4四半期の第3次産業活動指数の前期比低下幅‐1.0%は、1998年第2四半期(同‐1.8%)以来の大幅なものとなった。また、前年比では5期連続の低下となった。経済産業省幹部は、消費やサービス業の動向はあまりいいとはいえないとの見方を示した。
12月については、前月比プラス業種はサービス業だけにとどまり、そのサービス業も対事業所向けが、リースやエンジニア案件で大口のものがあったことが主因。個人向けサービス業は大幅なマイナスとなっている。卸・小売業は、11月の歳暮商戦の前倒しなどで低下、運輸・通信業も鉱工業出荷の伸び悩みで貨物輸送が減少した。(ロイター)