現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産21 > 669.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 米財政赤字の増大、住宅ローン金利の上昇招く可能性=FRB議長【ロイター】 投稿者 ご破算に願いましては 日時 2003 年 2 月 13 日 10:57:59)
【ワシントン12日時事】グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は12日、下院金融サービス委員会で証言し、米国の財政赤字が住宅ローン金利やクレジットカード金利などを押し上げることを「不安に感じている」と述べ、特に長期金利上昇への懸念を表明した。米政府当局者はこれまで、ブッシュ大統領が提案した新総合経済対策が実施されても、金利上昇はわずかだと主張していた。
同議長は米国が同時テロ事件などの打撃に直面する中で、低水準の住宅ローン金利が過去2、3年間に同国経済を支えてきたと指摘。住宅ローン金利が大幅に上昇すれば、住宅販売などに大きな悪影響を及ぼすだろうと警告した。ただ、米国で「住宅バブル」が起きているとの見方は否定した。
同議長はまた、新総合経済対策の有無にかかわらず、米国の財政状況は2010年か12年には大幅に変化すると指摘。同時期には多くのベビーブーム世代が社会の第一線を退き、社会保障制度などの負担が増大するのは確実で、早期の対応が必要だと訴えた。
同議長はこの日、新総合経済対策に明確な意思表示を行わなかったものの、中期的な財政悪化に言及しながら、財政節度の必要性を指摘しており、米議会で同対策への反対論が強まる可能性もありそうだ。 (時事通信)