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(回答先: 米国景気は底辺では回復の兆しを示す指標…きったレポート 投稿者 Ddog 日時 2003 年 2 月 11 日 00:42:54)
株式相場は当面、10人中9人がそう思うが、もみ合いが続きそうだ。
日米経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)の悪化懸念や、イラク情勢も地政学的リスク、3月危機東京三菱増資による市場の需給悪など売り材料には事欠かない。
3月決算期末をにらんだ政府・日銀の政策発動に対する期待もあり、イラク開戦まで下値も限られる。しばらくは、日経平均株価は心理的な節目である8500円近辺の水準で凪状態だろう。
株式市場はサルガッソウの死の海域を漂う帆船みたいだ。無風で脱出できず、やがて水も食料も尽きそうだ。
最大の注目材料は日銀の新総裁人事しかない。現行の経済政策に手詰まり感があるだけに、「インフレ目標策」の導入などリフレ(通貨再膨張)政策に積極的な中原新総裁の就任が望ましい。
日銀資産の劣化や日銀の独立性が損なわれるといった懸念はあるが、現在のように財政政策の余地が乏しく、金融政策に活路を見いだすしかない状況が続いていることを考えれば、株式市場はリフレ政策への転換を好感する公算が大きいかもしれない。
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