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日本経団連会長「再生機構社長人事、決まったとは思わない」
日本経団連の奥田碩会長は10日の記者会見で、今春発足する産業再生機構の社長に大和証券SMBCの清田瞭社長が就任する見通しになったとの報道について「頭の中になかった人なので、非常に驚いている。
もっと名前が知られている人だと思った」と感想を述べた。そのうえで「経済財政諮問会議にも連絡がないし、報道で知っただけなので、まだ決まったとは思っていない」との認識を示した。
企業の命運を決める重要なポストに清田氏が適任かどうかについては「(出身母体の)大和証券は(金型大手の)オギワラの処理などをみていると、産業の再構築に自信のある会社」と評し、特に問題はないとの見方を示した。
また小泉純一郎首相の構造改革の成果について、奥田会長は「時間はかかるが、改革は進んでいると思う」と評価。ただ「時間がある時に地方に行って失業率のひどさなどの実態をみられた方が良い」と注文も付けた。
以上日経
清田氏は、山一証券の自主廃業時、次のターゲットにされかかった大和證券を日本で初めての持ち株会社大和証券グループ本社と大和証券、大和SMBCに組織改変して乗り切った大和経営陣の一人です。今回の人事の成否はわかりません。
ただ、再生機構が銀行の人材を登用しにくいことを考えれば、妥当かもしれない。
大和主幹事会社は救われると、マーケットでは考えるだろうな多分?