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東京 2月10日(ブルームバーグ):10日のNHKの報道によると、大手商社の日商岩井は、一般社員の2003年度のボーナスをゼロにするなど、年収を20%前後カットする方針を固めた。4月に予定しているニチメンとの統合に伴い、リストラを加速するためとしている。
報道によると、具体的には4月以降の1年間の一般社員の給与について、今年度に年間2.7カ月分支給したボーナスとベースアップをゼロにするなどする。また、財務や経理など管理部門の社員のうち、30歳以上の若手も含め、およそ300人の希望退職も募るという。今回のリストラ案については、先週組合側に提示したとしている。
また、ニチメンも2003年度に、管理職と一般社員の平均で、年収を20%前後カットする方向で組合との交渉に臨むという。日商岩井とニチメンは、こうした一連のリストラ策に加え、新たな事業を発掘することで、経営体質を改善し、統合後の2006年度には、1000億円の経常利益を出したいとしている。
両社の先週末の株価終値は、日商岩井が前日比1円(2.6%)高の40円、ニチメンが同変わらずの57円。
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