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(回答先: <日商岩井>一般社員の03年度賞与をゼロに 労組に提示【毎日新聞】 投稿者 ご破算に願いましては 日時 2003 年 2 月 10 日 13:37:26)
今年4月にニチメンとの経営統合が決まっている大手商社の日商岩井が、平成15年度の一般社員のボーナスをゼロにしたうえ、ベアもゼロにとどめる人件費削減案を労働組合に提示していたことが分かった。年収カット分は20%程度削減する。ニチメン側も一般社員の年収を20%程度カットすることを検討している。
日商岩井は 先週末に削減案を提示した。対象となる組合員は約1600人強。
提案によると、同社の今年度の一般社員向けのボーナスは夏冬合わせて2.7カ月分という過去最低水準だったが、これを年間通じてゼロに。さらにベアもゼロとなる。また、15年度中に300人程度の早期希望退職も募る方針。
役員報酬など非組合員の年収カットについては未定だが、今後検討するものとみられる。
日商岩井は「ニチメンとの統合で3カ年のうちに共同で1100億円の経費削減を達成する計画を立てており、今回の人件費見直しもその一環」と説明している。
また、統合相手のニチメンも、近く一般社員の年収削減案を組合側に提示する見通し。
両社は今年4月に共同持ち株会社「ニチメン・日商岩井ホールディングス」を設立して経営統合するが、統合効果を出すため、17年度までに早期希望退職などで計約4600人の社員を削減する計画を打ち出している。
また、両社はこれまで主力行のUFJ銀行や米投資銀行のリーマン・ブラザーズなどを引き受け先とする2000億円以上の第三者割当増資を予定していたが、さらに準主力のみずほコーポレート銀行、東京三菱銀行、大和銀行、農林中央金庫などを含めて、総額3000億円の増資を要請しており、再建に向けて資金調達と経費削減を急いでいる。