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<朝日>トイレットペーパー高騰 原料の古紙、中国に流出
トイレットペーパーの価格がじわじわと上がっている。原料とな る古紙の価格が高騰しているのが原因だ。高値で売れるため、資源回収用に住民が出した古新聞が持ち去られるケースも相次いでいる。トイレットペーパーメーカーが集中する静岡県富士市で、ある社長は「こんなに大幅に価格を上げたのは石油危機以来ではないか」と話す。特売用に使われる一番安い12ロール入りの出荷価格は、昨年夏には150円程度だったが、昨年9月に約10円、同10月に10円、今年1月末に約40円値上げした。このため、店によっては昨年8月まで178円で売っていたもの が198円になり、1月末からは250円を超えることもある、という。
原因は、中国でテレビなどを出荷するのに使う段ボール需要が増えたためだ。日本から古紙が輸出され、国内でトイレットペーパーの原料となる古紙の不足が深刻になっている。古紙再生促進センター(東京)の調べでは、トイレットペーパー に使われる「模造」「色上」という代表的な古紙が昨年8月はそれぞれキロあたり11〜12円、7〜8円だったのが11月には15〜16円、12〜13円になった。色上は6割以上の値上がりだ。
製紙関係者は「今後も値上がりの可能性はある」という。東京都や広島市では、回収のため出された古新聞を、夜中に勝手に持っていく「アパッチ」と呼ばれる業者が相次いでいる。一方、スーパーなどで店頭に山積みされているティッシュペーパーも値上がり傾向がみられる。店によっては店頭価格が約250円から358円程度になったところもある。だが、こちらは原料に古紙をつかった製品は少なく、古紙不足と直接の関係はなさそうだ。製紙メーカーの「利幅改善」が理由だという。製紙最大手の王子製紙は同社の家庭用紙部門が96年度から01年度まで6期連続の赤字。「価格を上げないと事業が成り立たない」という。「ネピア」(5箱入り、パルプ100%)の出荷価格を昨年4月に6%値上げ。同10月には商品の品質を上げるのにあわせて約15%値上げした。
ただ、取引先の抵抗もあり、完全には受け入れられていない、と いう。日本製紙系のクレシア(ブランドはクリネックス、スコッティ)、大王製紙(同エリエール)も、時期や幅は違うが同様に値上げした。
以上朝日
オイルショックの時トイレットペーパー騒動、母親とスーパーに妹と並んだことを覚えています。インフレといえば、トイレットペーパー、パブロフの犬だね。これはインフレの前兆なのだろうか。
株券もずいぶん紙くずになったし、デフレの進展と、リサイクル法で消滅の危機にあるちり紙交換は、これから復活するかもしれない。資源回収業者は再度採算にあってくるかもしれない?有限の資源を考えれば全世界的にリサイクルビジネスが復権するのは自然の流れかもしれない。役に立たない****士とかCFPの資格より、古物商の資格を今のうちに取得して、職を失ったら古紙回収業というのはいいかもしれん。