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(回答先: みずほ1兆円増資決定で他行は戦々恐々 増資1000億規模で“竹中検査”受かるか? [株ZAKZAK] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 06 日 17:24:05)
「みずほの増資引き受けは慎重に!」。日立製作所が6日開いた臨時株主総会で、出席した株主から、みずほホールディングスからの増資要請に安易に応じないようクギを刺す発言があった。
日立の八木良樹副社長は「1カ月ほど前に営業担当役員が来て打診された」と増資要請があったことを認めた上で、「その後は具体的な話は来ていない。全体で1兆円という金額に驚いており、役員一同と検討して決めたい」と回答した。
みずほは親密生保や取引先企業、内外の機関投資家など1000社以上に総額1兆円の増資を要請している。キヤノンや富士通、神戸製鋼所など引き受けに前向きな意向を示した企業もあるが、まだ白紙の企業も多い。
本来事業に振り向けるべき資金をみずほ“救済”に回すことは株主の反発を受ける恐れもあるうえ、証券会社を通さず融資を盾に直接増資引き受けを求める手法への不満もある。さらに企業が保有しているみずほ株の下落により決算で損失を計上することは確実で、ムシのいい増資話には容易に応じられないという心理も働いている。
5日に開かれたみずほの株主総会では、株主から「前田晃伸社長になってからいいことが何もない」と批判を受けたが、今後は取引先企業でも株主から反発が相次ぐことも予想され、みずほの増資は一筋縄ではいきそうにない。