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(回答先: みずほ、今夏賞与の最大4割削減を検討【日本経済新聞】 投稿者 ご破算に願いましては 日時 2003 年 2 月 05 日 13:23:32)
みずほホールディングスの臨時株主総会は5日午前、議案や事業再構築計画の説明を終えて株主との質疑応答に入った。株主からは「中小企業向け貸し出しが5兆円も減っているのはなぜか」「役職員の給与をさらにカットして株式の現物支給でもすべきだ」「市場から本当に資本調達できるのか」などの厳しい指摘が相次いだ。前田晃伸社長ら経営陣は「最大限努力する」と今後の取り組み強化を説明して理解を求めた。
みずほHDは2003年3月期に2兆円超の不良債権処理や保有株式売却で連結最終赤字1兆9500億円を計上する見通し。赤字決算で自己資本が目減りするため取引先や外資系金融機関など内外投資家を引受先に1兆円の増資計画を発表している。
臨時総会では定款に新たに3種の優先株発行枠を設定。決議されれば本格的に増資交渉に入る方針。議案にはこのほか、先に発表した信託銀行合併などグループ組織の再編、含み損処理などに当てる資本準備金3兆2400億円の取り崩しなどが盛り込まれている。