現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産21 > 181.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 日銀総裁人事はまだ白紙、虚偽報道が飛び交っている=小泉首相 投稿者 TORA 日時 2003 年 2 月 03 日 13:35:44)
東京 2月3日(ブルームバーグ):小泉純一郎首相は3日昼、次期日銀総裁に元東燃社長の中原伸之・前日銀審議委員が最適任と首相らが同意したとの一部報道について「きょうまた変なガセネタが飛び交っているが、虚偽報道」と否定、日銀総裁人事は「まったく白紙です」と強調した。官邸で記者団の質問に答えた。
塩川正十郎財務相も3日午後、省内で記者団に対し、この報道内容についって「知らない」と述べるとともに、「日銀総裁人事は首相の専権、介入はしない」と語った。
共同通信の「共同ウィークリー」は同日、「ささやき&ささやき」というコラムのなかで、複数の自民党幹部の話として、首相と、竹中平蔵経済財政・金融担当相、山崎拓自民党幹事長が、3月末に任期を迎える速水優日銀総裁の後任に中原氏が最適任との考えで一致したという、と伝えた。
3日午前の東京外国為替市場のドル・円相場はこの報道を受け、次期日銀総裁に積極的な金融緩和策を唱える中原氏就任の可能性が高まったとの見方から、対円で約6週間ぶりのドル高水準となる1ドル=120円93銭まで値を上げたが、首相が虚偽報道と指摘したため、一気に120円台前半に値を戻した。
速水総裁は3月19日に任期を迎える。首相は1月28日の参院予算委員会で、後任人事について、「各方面の意見を十分考えながら人選しないといけない」と強調し、日銀の独立性と政府との協調の両面を考慮に入れて判断する考えを示している。