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日本銀行 〜 現代の「関東軍」!? (国際派日本人養成講座)
投稿者 TORA 日時 2003 年 2 月 03 日 14:03:05:

(回答先: 日銀次期総裁に中原伸之氏急浮上のワケ (zakzak) 投稿者 TORA 日時 2003 年 2 月 03 日 13:45:22)

JOG-Mac No.278 日本銀行 〜 現代の「関東軍」!?
■■ Japan On the Globe(278) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■■

The Globe Now: 日本銀行 〜 現代の「関東軍」!?

日本銀行は、政府の意向にも従わずに、国民経済
を自由に操る実権を握っている!?
■■■■ H15.02.02 ■■ 39,308 Copies ■■ 708,136 Views ■■

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■1.「人民の自由にとっての脅威」■

 公的に通用するお金を発行する民間中央銀行の存在は、
人民の自由にとって常備軍よりもさらに大きな脅威である。

 アメリカ独立宣言の起草者、トーマス・ジェファソンの言葉
である。アメリカ合衆国は大英帝国の圧政から独立しただけに、
その指導者たちは人民の自由に関してはことのほか鋭敏だった。

 たしかに中央銀行が通貨をコントロールして、自在にインフ
レを起こしたら、国民の貯蓄は知らないうちに目減りしてしま
うわけで、これは私有財産の略奪にあたる。さらに、もし中央
銀行がその通貨政策によってバブルを発生させたり、破裂させ
たりできるとすれば、自由に経営者を破産させたり、従業員を
路頭に迷わせたりもできるわけで、たしかに人民の自由にとっ
て「大きな脅威」だと言えよう。

 日本経済は80年代後半からのバブルとその崩壊後の苦難の
時期が続いている。ドイツ人エコノミスト、リチャード・ヴェ
ルナーの「円の支配者」は日本の中央銀行たる日本銀行こそ、
その真犯人であると告発した書である。

■2.金細工師の錬金術■

 まず、中央銀行が市中の通貨量をコントロールする方法を見
ておこう。ヴェルナーは13世紀のヨーロッパで誕生した紙幣
を例にして、次のように巧みな説明をしている。

 当時の豊かな商人たちは、金を金細工師に預け、預かり証を
受け取っていた。やがて商人たちは、仕入れをして代金を支払
う際に、いちいち金の現物を渡さなくとも、預かり証を渡して
しまえば良い、と気がついた。こうして金の替わりにその預か
り証が商売の決済手段として受け入れられるようになった。こ
の預かり証が紙幣の原型である。

 まもなく金細工師は、一つのトリックを思いついた。預かり
証は市中に出回っているが、肝心の金は、彼の金庫に眠ったま
まだ。その同じ金で二重に預かり証を作り、それを他の商人に
貸し出して、金利をとってもいいのではないか。

 こうして金細工師は、自分の保管している金の量以上の預か
り証を発行できる事を発見した。しかし、この事は秘密である。
預かり証を持ったすべての商人たちが同時に金に換えてくれと
要求したら、彼は立ち往生してしまう。しかし、商人たちが金
細工師が預かり証をいつでも金に換えてくれると「信用」して
いる限り、そんなことは起こらない。その信用が続く限り、預
かり証は、価値あるものとして商人たちの間でやりとりされる。
こうして金細工師たちは、預かり証という「紙切れ」から金を
生み出す「錬金術」を発明した。現代の中央銀行は、預かり証
を刷る金細工師の役割を果たしているのである。

■3.金細工師の「志」■

 金細工師のたとえ話を続けよう。ある中世ヨーロッパの都市
で営業する金細工師は、自分が預かり証を大量に発行して貸し
出しを増やすことで、街中の商売を活性化し、市民を豊かにで
きる事に気がついた。そこで商人たちに貸し付けを大幅に増や
してやろうと持ちかけたのだが、商人たちは現状の取引に必要
な資金は十分に借りているので、もうこれ以上の貸し付けは必
要ないと答えた。しかし金細工師は、利子はぐっと安くしてお
くから、もっと借りてくれと迫った。

 むげに断ると、今後、資金が必要になった時に、貸してくれ
なくなるかもしれない、仕方ないからおつきあいで借りよう、
と商人たちは決心した。しかし、本来の商売の方は、狭い都市
の中のこと、急に資金をつぎ込んだからと言って、これ以上、
売り上げを伸ばす余地も限られている。

 そこで商人たちが目をつけたのが都市の周辺に広がる土地で
あった。その土地を商人たちが借りた金で買い始めると、たち
まち地価が値上がり始めた。値上がった所で土地を売ると、莫
大な値上がり益が懐に転がり込むことを商人たちは知った。こ
うなると商人たちはさらに金細工師から金を借りて土地買いに
走る。土地の値段はますます上がった。バブルである。

「確かに景気はよくなったが、これでは土地や資本を持つもの
ばかりが豊かになるだけで、一般市民は家も買えない」と金細
工師は気がついて、貸し出しに急ブレーキをかけた。金細工師
から金を借りられなくなっては、商人たちも土地転がしができ
ない。土地の買い手は急に姿を消し、この時点で高値の土地を
持っていた商人がババを引いた。残ったのは、値段の暴落した
土地と、金細工師への借金の山であった。多くの商人が破産し、
その後、不況が長く続いた。

■4.窓口指導によるアクセルとブレーキ■

 ヴェルナーは日銀がこの金細工師と同じことをしたと、いく
つかの事実を挙げて告発している。日銀は戦後まもなくの頃か
ら、市中銀行への貸出をコントロールする仕組みを作りあげて
いた。毎月、日銀総裁と営業局長が融資総額の伸び率を決め、
各銀行に割り当てを配分する。そして各銀行の幹部は文字通り、
日銀の窓口カウンターで融資割当額を告げられるので、この仕
組みは「窓口指導」と呼ばれるようになった。

 この窓口指導は各銀行の貸し出しを極めて厳格にコントロー
ルした。割当額を超過しても、未消化でも、次回の割当額が減
らされてしまうからだ。ヴェルナーがインタビューした銀行の
日銀担当者は次のように証言している。

 割当枠は、銀行によって完全に費消されるものと想定さ
れていた。もし、それを下回ったら、われわれの割当枠は
競争相手にくらべて減らされてしまう。だから完全に使い
きったのだ。それは食べないといけないお弁当のようなも
のだ。

 1980年時点で企業の資金の87%は銀行からの借り入れであ
り、さらに各銀行への貸出しを日銀が窓口指導でコントロール
していたので、事実上、日銀は日本経済のブレーキもアクセル
も握っていたことになる。

■5.日銀はバブル期に融資拡大をうながした■

 高度成長期に企業の資金需要が旺盛だった頃、窓口指導は資
金供給を適切に抑えてインフレの過熱を防ぎ、かつ銀行間の過
当競争を抑えるという役割を果たしていた。しかし80年代に
入って、アメリカの貿易赤字と財政赤字が大きな問題となり、
日本の機関投資家の対米投資によって穴埋めしようと、87年
10月から89年5月まで2年3ヶ月にわたって、2.5%と
いう超低金利政策がとられた。[a]

 この際に日銀はさらに窓口指導をアクセルとしてふかした。
ある日銀職員はこう証言している。

 日銀はバブル期に融資拡大をうながした・・・いまから
(1980年代を)振り返ると、それはまちがいだったことが
わかる。私の個人的意見だが、金利を引き下げたときに窓
口指導の貸出増加枠を引き下げるというポリシー・ミック
スをとれば、このようなバブル・エコノミーにはならなか
ったと思う。しかし実際には、金利を非常に下げて、窓口
指導を極端に上げてしまったから、マネー・サプライは
10%から13%近くまで上がったりした。・・・

 どの銀行も、貸出増額の割当枠をマキシム・レベル(最
大限)まで使おうとし、一生懸命融資を伸ばした。そうし
ないと次の期に貸出をけずられる。それは融資担当者にと
って非常に不名誉なことだった。・・・

 しかし、融資は鉄鋼や自動車などまともな企業には向か
わず、建設業や(不動産投機に手を出していた)ノンバン
クに向かった。これでバブルになった。[1,p212]

■6.日銀は「もっと使いなさい!」と言った■

 日銀によるアクセルに関しては銀行側の証言も一致している。

 バブル期には、われわれはある程度の貸出はめざしてい
たが、日銀はそれ以上をわれわれに求めていた。1985年以
降、日銀は「もっと使いなさい!」と言った。ふつうなら、
こちらが欲しいだけの枠をもらえることはない。・・・19
86年から87年にかけてはとくに、日銀は、もっと使いなさ
い、不況なんですから、と言った。・・・実際、われわれ
は、これはちょっと多すぎる、と考えた。しかし、与えら
れた枠を使い残すことはできなかった。もし、使い残せば、
同じような枠を受けているほかの都銀に負けるかもしれな
い。[1,p207]

 日銀の窓口指導でアクセルを踏まれた銀行は、必死に貸出を
増やす。80年代末の銀行の貸出総額の伸びはほぼ12%程度に
達していた。実際の経済活動による国民所得の伸びはその半分
程度でしかなかったから、残りのマネーは土地や株の投機に流
れ込み、バブルを生んだ。85年1月から89年12月までに、株
価は240%、地価は245%上昇した。日本の地価総額は、
26倍もの国土を持つアメリカの4倍にも達した。

 89年半ば、銀行がとつぜん貸出額の伸びを抑え始めると、半
年後に株価や地価の暴落が始まった。90年だけで、株式市場は
32%下落し、商業地域で投機対象となった地価は70%以上
も下落した。銀行はそれまでの99兆円ものバブル融資が不良
債権化することを恐れ、バブルとは何の関係もない中小企業へ
の貸出まで減らした。雇用の70%を占める中小企業は銀行か
らの融資を制限され、倒産や失業が増加していった。

■7.「国際協調のための経済構造調整」■

 本誌78号[a]では、歴史的な低金利をバブルの原因とする
説を紹介したが、この低金利に日銀の窓口指導による貸出増加
が加わって、バブルが発生したと考えてよさそうだ。しかし、
まだ謎として残るのが、なぜ日銀が市中銀行に無理な貸し付け
を強要したのか、という点である。

 ヴェルナーは、歴代日銀総裁の言動から、この謎に迫ってい
く。バブル期の日銀総裁は澄田智だったが、日銀のライバル大
蔵省から来た澄田は窓口指導についても何も知らされてはいな
かったとヴェルナーは指摘している。窓口指導の実権を握って
いたのは、前総裁・前川春雄とその愛弟子である副総裁・三重
野康という二人の生え抜きの日銀マンであるという。

 前川は1986(昭和61)年4月にまとめられた「前川レポー
ト」で有名である。このレポートは当時の中曽根首相が前川を
座長として設置した「国際協調のための経済構造調整研究会」
の報告書としてまとめられ、輸出主導から内需主導の経済成長
への転換を求めていた。翌年5月にさらに具体的内容を追加し
た「新前川レポート」がまとめられたが、その時には三重野も
メンバーに加わっていた。

 規制緩和と内需拡大、それらを通じた輸入拡大、貿易黒字の
縮小はまさにアメリカの望んでいた内容であったが、その後の
日銀の窓口指導は、まさに前川レポートと軌を一にしていた。
前川や三重野は自らの日銀での権限を利用して「国際協調のた
めの経済構造調整」を実現しようとした、というのが、ヴェル
ナーの主張である。

■8.前川レポートの「10年計画」■

 89年12月に日銀総裁になった三重野は、公定歩合を引き上
げてバブルを破裂させた。バブルは富の不平等をもたらすと主
張し、生涯に株を一度も買ったことがないと誇らかに言う三重
野を、マスコミは「貧しいものの味方」と囃したてた。

 その後、大蔵省は経済回復のために数度にわたって公定歩合
を引き下げるよう日銀に要求し、政府も92年から94年までに合
計4回、総額45兆円もの追加予算を支出したが、景気は回復
しなかった。日銀が通貨供給量の引き締めを続けていたからで
ある。人々は不況にあえぎ、96年はじめには失業者数が5百万
人を超えた。

 前川レポートは日銀の内部では、当時も今も「10年計画」
と呼ばれている。86年当時、「国際協調のための経済構造調
整」という前川レポートの主張は、一部の国際主義者を除いて
は、国民の間にはほとんど説得力を持ち得なかった。しかし、
バブル崩壊後の危機を通じて、96年にはもはや日本のシステム
は時代遅れだとして、規制緩和、構造改革、グローバル・スタ
ンダードの大合唱が始まっていた。国民は危機を通じて「10
年計画」の洗脳を受けたのである。

 日銀のライバル・大蔵省はバブルとその崩壊後の不況の責任
を問われ、規制緩和のかけ声の中で許認可権は縮小され、また
金融機関に関する監督権も、独立した金融監督庁に奪われた。
一方、日銀は97年6月に成立した改正日銀法により大蔵省から
の独立を達成した。

■9.現代の「関東軍」■

 ヴェルナーの告発は、前川や三重野が「国際協調のための経
済構造調整」という自らの理想を実現するためにバブルとその
崩壊後の不況という危機を作り出し、さらにその過程でライバ
ル・大蔵省を解体させ、日銀の独立を勝ち得た、というもので
ある。その主張にはいくつかの事実の裏付けがあり、相当の説
得性があるが、なお異論の余地もあるだろう。

 ただし、故意か過失かは別にして、日銀の政策がバブルの発
生と崩壊、その後の長期不況の原因である、というヴェルナー
の告発に対して、改正された日銀法では、もはやその責任を問
うことはできない。日銀の理念は「物価の安定を図ることを通
じて国民経済の健全な発展に資すること」と定めているので、
バブルが起ころうが、破裂して不況が長続きしようが、物価が
安定さえしていれば、それ以外の事について責任を問われる筋
合いではない、と答えることができる。なにしろバブルをはさ
んだ86年から96年までの期間のインフレ率はわずか1.2%と
極めて優秀な成績を残しているのだから。

 そして首相が言うことを聞かない日銀総裁を更迭しようにも、
それはできない。日銀法第25条では「日本銀行の役員は、
・・・在任中、その意に反して解任されることがない」と定め
られている。

 日銀の中で窓口指導を行う営業局の権限は非常に大きく、
「関東軍」と呼ばれていた。前川や三重野が政府の意向を無視
して、バブルの発生から崩壊、その後の不況まで、日本経済を
引っ張っていったのだとしたら、確かにその姿は戦前の関東軍
とだぶってくる。そのような中央銀行は「人民の自由にとって
の脅威」であるとするジェファソンの警告は今も生きていると
言わざるを得ない。
(文責・伊勢雅臣)

■リンク■
a. JOG(078) 戦略なきマネー敗戦
日本のバブルはアメリカの貿易赤字補填・ドル防衛から起きた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_1/jog078.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
1. リチャード・ヴェルナー、「円の支配者」★★、H13

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おたより _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
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されたことを機に、そのものごとを自分なりに熟考するチャン
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グローバルな視点で物事を見ることに興味を覚えました。そう
いった意味で、本メールマガジンは非常に有効だと感じており
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