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(回答先: 簡単な補足です 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 01 日 23:05:59)
あっしらさん、こんにちは。
>木村氏は、「適正に引き当てすると経済はますます悪化する」ことはないという説明をしないまま、会計を知らないから経済学者はでたらめを言うんだとしか言っていません。
確かに、この点で明確に説明している文章は読んだことはありません。
ただ木村氏の繰り返し言うモラルハザードについては、日ごろ共感できる面があります。
「借りたカネは返す」という常識が消え失せてしまった。
退場すべき企業がいつまでも市場に居残っている。
この国の資本主義は、一体全体どうなってしまったのだろう。汗を流して真面目に金利を払い続けてきた真っ当な経営者は、嫌気を通り越して吐き気を催すようになってきた。
http://justice.i-mediatv.co.jp/kimura/010621/03.html
たまに噴火してそごうがポンと出てきたり、ハザマがポンと出てきたり、最近では千代田生命や協栄生命が爆発したわけですが、出たときには「大丈夫です、大丈夫です」と言って、公的資金を出したり、金融緩和をしたりして過剰流動性を増すことによって、問題が広範化することを一生懸命おさえているわけです。
構造的に言うと、片一方で不良債権という景気を悪くするマグマがあって、もう一方で過剰流動性という景気を過熱化させるマグマがある。この二つのマグマの均衡によって、なんとなく景気の温度を常温にさせているわけです。この均衡は、どんどん不良債権が大きくなって、一方の過剰流動性をどんどん大きくさせるという状況の中で、かろうじて成り立っているわけですね。
http://justice.i-mediatv.co.jp/kimura/001113/01.html