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(回答先: 株、「株式の死」時代より環境悪い マイクロソフト転換はデフレ象徴 投稿者 Ddog 日時 2003 年 2 月 02 日 01:12:20)
財務省・日銀、「覆面」円売り介入実施――日銀資料で判明
【NQN】財務省・日銀が1月に円売り介入を実施していたことが明らかになった。日銀が31日夕刻公表した「当座預金増減要因と金融調節(1月実績速報)」によると、円売り介入額を反映する外国為替資金特別会計の資金余剰額が6780億円になった。すべてが介入資金とは限らないが、介入がなかった最近3カ月の余剰額はゼロだったことから判断すると、6780億円規模の市場介入があったとみられる。介入実施は昨年6月28日以来。
市場関係者の話を総合すると、介入があったのは円相場が1ドル=117円台まで上昇した前週末23、24日と今週27日。イラク問題などによる国際情勢の緊迫化を背景に海外投機筋が円買い・ドル売りを仕掛けたが、「117円台半ばでの円の上値は岩盤のように厚かった」という。
黒田東彦・前財務官時代には介入の事実をその都度公表していたが、今回は公表しなかったことになる。いわゆる「覆面」介入を実施した理由について、市場では(1)翌28日にスノー・次期米財務長官の指名承認を控えるなど微妙な時期だった(2)介入の公表で米国の批判が高まるのを警戒した(3)溝口善兵衛財務官―渡辺博史国際局長体制になって介入手法が変化した――などの見方が出ている。
財務省の渡辺博史国際局長は30日、記者団との懇談で「介入の手法にはいろいろある」と意味ありげに語った。「一般論として」と前置きした上で、介入効果を考慮して公表するかしないかを決めるとの考えを示していた。(今 晶)クイックニュース