現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産20 > 128.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 須田慎一郎氏:みずほ「1兆円増資」は超“綱渡り” 準メーンでもない企業にも持ちかける [株ZAKZAK] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 27 日 19:38:13)
みずほホールディングスが表明したなりふりかまわぬ1兆円増資の内訳が27日までに判明した。関係者によると、半分の5000億円を取引先の一般企業、3000億円を生命保険会社などの機関投資家、2000億円を外資系金融機関に引き受けてもらう方向で調整しているという。
みずほでは来月5日に臨時株主総会を開催し議決権のない配当などが優遇される優先株の発行枠を設定。発行枠は4兆5000億円で、うち1兆円を今年度中に発行する。
なりふりかまわぬ1兆円増資に、前田晃伸社長への退陣要求など風当たりが強まるみずほグループ
増資要請先はトータルで1000社以上に上っているもようだ。取引先では、みずほがメーンバンクや大株主である大手企業が中心となるが、「すでに昨年末から本支店の融資担当者が担当企業に打診しており、最終的には100社以上になる」(関係筋)という。
機関投資家ではみずほの筆頭株主である第一生命に1000億円程度を要請しているほか、系列の安田生命や、安田と合併する三菱系の明治生命にも声をかけているようだ。いずれも、生保各社が拠出している劣後ローンを優先株に振りかえる手法となる。外資系では米大手銀のシティバンクグループや欧米系のドイツ証券など複数の候補が上がっている。
1兆円という前代未聞の規模だけに、「広く薄く、考えられるありとあらゆる先に頭を下げている」(同)のが実情。取引先については、金融庁が「銀行の地位を利用した増資は認めない」と目を光らしており、“貸し渋り”の高圧姿勢から完全に立場が逆転してしまったようだ。
さらに、増資要請が多岐にわたることで、前田晃伸社長への辞任要求など、風当たりが一段と強まることにもなりそうだ。