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アホなプロバイダーのためにしばらく阿修羅にアクセスできず、すでに議論されたかもしれませんが、マルクスは左派のグローバリストだったという発言がずっと気になっていました。僕は以下のように考えました。
英米金融資本による右派グローバリズムが生まれた頃、マルクスによる左派グローバリズムが生まれた。このセクト内対立は、第2次大戦後、ソ連・中共が生まれたことで激化した。我々はそれを冷戦と呼んだが、実はそれは同一の思想集団の中の内ゲバだった。
やがてソ連が崩壊し、東欧が市場経済に移行し、中国がイデオロギーは保ちながらも、本音では市場経済への移行を始めた。つまり左派グローバリズムは右派にとって脅威でなくなった。そこでマルクスの再評価が始まった。
マルクスの思想を評価することで骨抜きになった左派グローバリストを取り込むことができる上に、マルクスの思想はグローバリズムの推進に非常に効果的だとわかったから。
こういう認識でいいんでしょうか?しかしもしそうだとすると右派の連中にとって中国は実は「同志」ということになりますね。そうすると敵はどこかというと、イスラムであり日本じゃないんでしょうか?日本は固有の文化を保ったまま近代化をなしとげたわけで、日本の存在自体がグローバリズムを否定しているからです。従って、右派の考えに従えば日本経済は破綻させなければならない。これは正しい理解でしょうか?