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(回答先: インフレターゲット、デフレを克服する手段の一つ=官房長官 [ロイター] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 21 日 20:53:47)
[東京 21日 ロイター] 全国銀行協会の寺西会長(UFJ銀行頭取)は、日銀の次期総裁人事に絡めてインフレターゲットが話題になっていることについて、聖域なくいろいろ議論することが大事だとの考えを示した。
定例会見で述べたもの。
寺西会長は日銀の金融政策について、「日銀に対しても政府や民間の動きと一体となった政策対応を求めたい」と要望。その上で、インフレターゲットの必要性について、「いろんな考え方があるが、聖域なくいろんな議論をすることが大事だ」との認識を示した。次期日銀総裁へは、「聖域なくさまざまな政策を検討し、実行してもらいたい」と述べた。
生保の予定利率引き下げに関連して銀行と生保が株式や基金に拠出し合うダブルギアリングの問題が浮上しているが、寺西会長は、「一定の経済合理性に基づいて行われているもの。BISの規制上も適切に処理されており、大きな問題はない」との考えを示した。
景気の現状は、先行き懸念は高まっているとしながらも、「足元の回復トレンドは逸脱していない」とし、「政府が先行き懸念を取り除けば、実質経済成長率6%は達成可能」との認識を示した。