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(回答先: 小泉首相、物価目標に慎重姿勢−宮沢元首相からインフレの弊害で助言 [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 21 日 20:50:40)
[東京 21日 ロイター] 福田官房長官は、インフレターゲット策について、デフレを克服する手段の一つであり、それを採用するかどうかは、日銀が判断することだ、との考えを示した。
午後の定例会見で述べたもの。
日銀に対し、インフレターゲットの導入を求める声が強まっていることについて、官房長官は、「デフレを克服する手段の一つとしてある。デフレ克服は、インフレターゲットだけではない。いろいろな手段があるが、一つの手段として考える」と述べたうえで、「今、政府として、そういうものを設けて、それに向けて何かしようということではない」とした。
”日銀は物価目標設定に難色を示しているが、政府として日銀にそれを求めていくのか”という質問に対し、官房長官は、「日銀の考えることだと思う。ただ、デフレを克服しろという政府の方針・考えはよく日銀も知っているわけで、そのうえで日銀が判断すればいいと思う」と述べた。
”物価目標を設定することはデフレ克服に効果があるか”との質問に、官房長官は、「目標を掲げて何をするかが問題だ」とし、”そのために、日銀が株や土地を買っても、日銀の判断であれば構わないか”との質問には、「日銀が、とり得る方策であるということならよろしいのではないか」と答えた。